2ndでは、ゲストルームを紹介します。

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当社がリゾートに拘るのにはもう一つの理由があります。

自分の実体験からなのですが、1stでも書いた様に旅行が好きで友人や妻と
よく出かけて行ったリゾート地へ、子供が生まれ簡単には行けなくなってしまいました。

子供を授かるという事は、素晴らしい事です。
しかし、子供が生まれある程度の年齢に達するまで遠出は我慢せざる負えません。
誰でも当たり前のように迎える人生の中の子育てというこのタイミング・・

このあまり遠出のできないこの期間、自宅がリゾートホテルの様であれば
楽しく子育てをしながら、リゾートの空気も思い出しつつリラックスした日常を
過ごせるのでは? と考えたのです。

ですから、当社は御客様のイメージするリゾート空間に限りなく近いオンリーワンの
住空間づくりを進めているのです。

また、リゾート空間を再現するためにインテリアや建材にも並々ならぬ拘りを持ち
住空間づくりをしています。
宿泊したホテルで実際に使用されている「現地のマテリアル」を自社で買い付け
輸入し、住宅建材として使用しています。

決して褒められた精度でない現地の建材を取り入れての住空間づくりは簡単な
事ではありません。
しかし、質感にこだわり住空間創りを続ける事が「本物」をご提供していると
いう「証し」だと考えています。

自分にとっての最高のリゾート空間はアマンジヲでした。

このホテルの、ゲストルームは全室スイートのヴィラタイプです。

今回は、ボロブドゥールプールスイートとダレムジヲスイートを紹介します。
ボロブドゥールプールスイートです。

幻想的なアプローチ
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入口はリラックスを予感させる光量で迎えてくれます。
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ゲストルームには、「テラゾ」という建材を床やベッド等の土台を
施工する際に使用しています。
テラゾは、現場にて大理石等の砕石と白セメントを練り混ぜ塗り込みます。
そして、硬化後に表面を研磨し平らに仕上げ完成します。
手間はかかりますが、仕上がり感が調整できマットな仕上がりから光沢のある
仕上がりまで様々な表情に出来るのが特徴です。

最近は、工場で製作した二次製品も出回っていますがオリジナリティーや規格
というものにしばられてしまうので当社は、現場施工に拘って進めています。

比較的ライトなカラーでインテリア感を統一したゲストルームは
殆どが、アマンジヲオリジナル・・
マテリアルもテラゾ・天然石・オリジナル建具と本物の質感に囲まれ
幸せこの上ない空気感です。
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当社の、現場施工でテラゾを使用したベッドルームの施工事例です。

ベッドの土台からナイトテーブルに繋がるナチュラル感がとても綺麗ですし
インテリアバランスも整えやすく落ち着いた空気を感じて頂けるのではないでしょうか?
マットレス・ファブリック以外はすべてオリジナルです。
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背面の格子の建具を閉めることによりベッドルームとバス・洗面スペースとの
間仕切りの役割をしています。
ライトを落とすとこの雰囲気です。ぐっすり休む「場」が生まれます・・
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室内に贅沢なソファーはありません。椅子とカウチのみですが
外のプールの反対側にKUBUK(東屋)があります。
そこで、読書をしたりうたた寝したりとのんびりするには最高の
場所なのです。
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ワークスペースです。
このホテルは、TVやモニターが一切ありません。
静かに時間を過ごす環境作りが徹底されています。
机の上には、水彩絵具がサービスでおいてあります。のんびり絵を描く
なかなかそんな時間取れませんが、ここに宿泊している間は日頃忙しくできない事を
実現する事が可能になるわけです。
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プール向こうのKUBUKです。
のんびり横たわっていると風に乗ってコーランが聞こえてきます。
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夜は、キャンドルを灯し、ここで飲むシャンパンは最高です。
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プライベートプールとKUBUKです。
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シンプルな外観ですが、ゲストルームからそのままプールに飛び込む・・
そしてKUBUKで休む、最高の動線です。
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ベッドの後ろが、水回りスペースです。
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バスルームです。

シャワールームはインドア、バスルームはアウトドアになっています。
夜は、満天の星空を見ながらのバスタイム・・最高です。
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ダレムジヲスイートを紹介します。

この部屋には、宿泊した事が無いのですがマネージャーが是非見て行ってほしいと
案内してくれました。
このホテルの中に一室しかない最高級のゲストルームです。
専用のキッチンに、専属のスタッフが常駐しています。外のレストランで食事や
旅行社のツアー参加なんて事は、全く必要がありません。
なぜなら、ここで最高がすべて叶うからです・・(マネージャーからの受け売りですが)

専用の入り口です。
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入口をはいるとこのロケーションです・・

ここにもう一つアマンジヲが出現したかのようなこのスケール感は
本当に驚きました。
天然石とテラゾで仕上げた空間は、青い空と濃い緑に溶け込み
最高のロケーションです。いいね・・
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ゲストルームは、他のヴィラと同じタイプの物が左右に2棟あります。

プールもデッキもKUBUKもこんなに広くて持て余してしまいますよね?
マネージャーに片言の英語で質問したのですが、返ってきた言葉は

「演奏会でもパーティーでも勿論、インドネシアの伝統音楽や武道なども
ここで観賞できますよ・・」

旅先でそこまで・・・と思ってしまったのですが

日本人は、まだまだ楽しみ方を知らないと言われてしまった様な気がしました。
まだまだですネ・・
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このヴィラ専用のヘリポートもある様です。驚かされることばかりです。
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「AMANJIWO」いかがでしたでしょうか?

ゲストの想いを気取らず叶えてくれる、このホテル・スタッフ・サービス・環境は本当に
素晴らしい限りです。
宿泊費は決してリーズナブルではありませんが、ホテルを出るとタクシーや客引き
が寄ってくる観光地と違い、自然そのものがプライベートを守ってくれます。
また、ホテル内部の環境だけでなく周囲の自然がこれだけ整っているとホテルごと
街ごとすべてが、「心休まる場所」・「心休まる空間」になるわけです。

住宅建設(特に日本の住宅は)には限界がありますが、今後もかなえられる事を
精一杯、「出来る事」と「出来ない事」を明確にし実現していきたいと考えています。

デザイナーと創るリゾート空間 東京注文住宅はカジャデザイン