バリ島のジンバランに建つアヤナリゾート内の「ロックバー」をご案内します。
インド洋に面した断崖絶壁の上にあるこのバーは、オープントップで夕日が本当に美しく
海の上に腰をおろし、お酒を頂いている様な錯覚を起こしてしまうベストロケーション
のバーです。
良くこんな場所にバーを建設しようと想像したの・・実現した関係者のみなさんに脱帽です・・
インド洋に沈む夕日です。
桟橋の突端でいただくディナーは最高の贅沢かもしれません・・

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ゴンドラ乗り場からスタートです。ゴンドラでこのバーに降りて行きます。
このゴンドラには8名しか乗れなのでゴンドラ待ちで長蛇の列が続きます。
宿泊ゲストは、優先で通してくれるので宿泊する事をお勧めします。

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ゴンドラを降りるとスタッフが丁寧に案内してくれます。
ブルーの綺麗なインド洋により近づいて行きます・・

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席は、最上部の宿泊者専用エリアのカウンターをチョイスしました。
バリ島に在住するガラス作家「鳥毛清喜」氏の作品であるガラスカウンターに
触れたかったからです。
海のブルーとガラスのブルー、そしてそこに夕日が差し輝くカウンターは想像以上の
情景で心にしみる本当に素晴らしいものでした。

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ベースのガラスのカウンターとアルコールのボトル、そして海の色
癒やされるコントラストです。

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このロックバーのデザインは、日本人の「小市泰弘」氏が行っています。
このダイナミックな発想は見習わなくてはいけませんネ・・

最上部の宿泊者専用エリアです。

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遠くに見える建物がシーフードグリル「キシック・バー・アンドグリル」です。
断崖に自生する植物とのバランス感は絶妙です。

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お腹がいっぱいだったので、バーではサラダとフルーツをいただきました。

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シャンパンとカクテルで乾杯しました・・
美味しかったです。

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サンセットです。
こんなにのんびり夕日を眺めていたのは本当に久しぶりでした。
空がオレンジ色に染まっていく「態」は迫力すら感じる贅沢な時間でした。
おそらくこういう空気感を有する場所を 「心休まる場所」 と言うのでしょう。

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日も沈み、真っ暗と思いきや星空と月明かりでサンセットとは違う
お洒落でリラックスした雰囲気を創り出します。
また、DJがボースのスピーカーからディープなサウンドを奏で海の上で
飲んでいる事を忘れてしまうかのようなムードあるバーへと変わっていきます。


スタッフの渡邊・郷さんです。
仕事の疲れも忘れてエンジョイしてくれたようです。

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ライティングも絶妙でした。勉強になりました・・

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スタッフも皆、笑顔が素晴らしい、感じの良い人ばかりでした。

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残念ながら、写真には映っていませんが夜空も星が
本当に綺麗でした。感動しました・・

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オーシャンビーチプールです。

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最後に、このバーを訪れた一番の目的、バリ島在住のガラス作家
「鳥毛清喜」氏の作品紹介です。
ベネチアンガラスを学び、その後このバリ島に移り住み数々の作品を
世の中に送り出している鳥毛氏は、ホテルのメインオブジェや照明の様な
大がかりな物から、花器やグラスの様な小さな物まで手掛けている
ガラス作家です。
自分は、昔から鳥毛氏の作品が好きで当社のギャラリーや事務所にも
沢山の作品をディスプレイしています。


このブルーのカウンターが鳥毛氏の作品です。
ブルーのカウンターと青い空のコントラストが本当に素晴らしいです。
昼と夜の印象の違いや、荒々しさが何とも言えない仕上がり感です。

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カウンターの下から間接照明で照らし出されてくるこの質感は
本当に繊細で、鳥毛さんの作品の素晴らしさを再認識しました。

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ロックバー以外にも、建設中の「アヤナレジデンス」メインの水盤に設置されたオブジェや
ホテル内のレストランのカウンター等にも鳥毛氏の作品が使われています。
今後は、当社の住空間に取り入れて行きたいと考えています。

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「ロックバー」そして「鳥毛清喜」氏の作品いかがでしたでしょうか?

居心地の良いこの空間と、海や空とのコントラストがベストバランスな作品
バリ島に行く際は、一度は訪れていただきたいポイントです。



社長のブログ「心休まる場所」今年はこれが最後になります。
好き勝手な事を、好き勝手な切り口でご提案・ご案内させていただきました。
当社もまだまだ発展途上で、全て完璧に出来ているわけではありませんが
手順を簡素化し、住空間創りを進めて行くつもりはありません。


「海外の材料を自社で輸入し、日本の住環境に取り入れる事」
「オリジナル家具を海外で製作し、日本の住空間に取り入れる事」

決して簡単な事ではありません。

しかし、この手間暇のかかる工程を現地のスタッフと少しでも高い精度で
質感を損なうことなく進めて行くことが、当社のコンセプトでもある
「リゾート空間」の具現化に通ずると信じています。


来年もよろしくお願いします。

株式会社大熊工業  代表取締役 大熊英樹