2年ぶりのIFFS。綺麗でしたよ!

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入口は、世界各国からのゲストで混雑していました。
特に、中東からのバイヤーの姿が目にとまりました。時代でしょうか?

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入口を通り会場に入った印象が、2年前のIFFSとは違い随分落ち着いていて
アジアの世界観が変わってきている様に感じました。
クオリティーはやや落ちるが安価である・・ザワザワしたアジア特有の
雰囲気は微塵もなく、嬉しい様な悲しい様な微妙な「こころもち」で商談スタートです。

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ラグ関係から・・
インドメーカーで占められたこのエリア。以前のインドラグというと、見た目は
良いけれど質感や安定感が?なんていう印象がありましたが
デザイン性やクオリティーの高さに驚かされるメーカーが沢山出店していました。
色調も整っていて、日常生活で室内が靴文化のバイヤーが大量に仕入れていました。

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当社も、以前から仕入れていたメーカーを中心にラグ・キューブクッション等々
オーダーしてきました。秋口には店頭に並ぶと思います。

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続いて、ランプ・照明関係です。

比較的手造り感のある商品で軽めのカラーリングの物をチョイスしました。
アジアンな雰囲気だけでなく、モダンやフレンチな空間構成にも取り入れて
いけそうな照明器具も沢山購入してきました。

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綺麗でしたよ!!

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あっという間にランチタイム。
一緒だったキャサリンは定番のチキンライス、渡邊さんはビビンバ
美味しそうでした。
自分は、ユッケジャンスープをオーダーしたのですが本当に辛くて辛くて
飲みきれませんでした。トホホ・・

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木化石をマテリアルにした家具やランプのメーカー。個人的には結構タイプ
だったのですが、販売目的では特徴があり過ぎて難しいのでは?と判断し
泣く泣くオーダーはしない事としました。

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素材感を生かした個性的な家具やオブジェのメーカー。アジアの手仕事感が
にじみ出ている作品が沢山ありました。少量ですがオーダーしてきました。

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フィリピン・インドネシア・タイのメーカーが目立ち、デザイン性や
商品のクオリティーが向上してきている様に感じました。
各々のマテリアルの特性を生かし、明確なコンセプトの元に商品構成
されていています。とてもわかり易いです・・

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3日で解体してしまう仮設ブースなのに費用を掛け、とてもお洒落に仕上げていました。
頭が下がります。

日本に戻り、お店づくりやオフィス(仕事場)の環境を見直し整えなくてはと・・
危機感を感じ反省させられてしまう程のブース内のインテリア感・空気感でした。

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おふざけで、ここまでするの?
木製の古いメリーゴーランドをブースの中心にもってきていました。
このメーカーは、ヨーロッパからのバイヤーが大勢いましたよ。
商売上手!!  見習わないといけませんネ。

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昔と比べると、商談も機械化が進み本当にスムーズになってきました。
買う側も売る側も随分こなれてきている感じがします。

これから、どのようなトレンドが流行するのか?
見本市を通して感じ取り、少しでも早く配信していく事はとても大切です。

しかし独自のコンセプトもないままに、流行りそうだから取り入れて行く
そんな安易な事だけはするべきではないと常日頃から心掛けています。

独自で描く理想の空間に丁度良い「塩梅」でトレンドを足していく。
簡単なことではありませんが、ベストバランスで創り上げていくその空間が
お客様にどれだけ共感頂けるのか?そこを、見余らずに当社らしくこれからも
空間づくりを進めて行きたいと思います。

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メゾン~デザインウィーク~IFFSと見て頂きましたが如何でしたでしょうか?

もう少し詳しく報告したい部分もあったのですが、当社なりにトレンドのポイントを
定めたつもりなので、「肝」の部分は商品構成が定まり商品化され、当社の倉庫に
届く前ぐらいに紹介して行いきたいと考えています。

小走りにご覧頂きましたが、アジアの商品や空間構成は目を瞠る程の高いレベルに
なってきつつあります。アジア圏でお洒落なラグジュアリーリゾートホテルが次々と
建設されオープンする事も肯けます。

お洒落な街並みにお洒落な空間が生まれ、そのお洒落な空間を彩るインテリアが
こうして誕生している。
ヨーロッパから見るとアジアはまだまだと思う人が多い様ですが、アジアの素材感や
手仕事感は、とても優しく心を穏やかにしてくれる「素」ではないかと思います。

個人的な想いですが!!

デザイナーと創るリゾート空間 デザイナーズ住宅はカジャデザイン