3年ぶりに直接見る「moooi」は、遊び心があり冒険心を感じる世界観でした。
どんな業界においても、「かっこいいって何だろう?」「オリジナリティーってなんだろう?」「理解できていますか?」 

「どう?」・・「Moooiは最高に美しいでしょう?」って言われた様な衝撃を受けました。

言葉はいらない「moooi」の世界をご紹介します。

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ここ数年は、人物を背景に空間構成していましたが、
今年は排他的な情景を背景とし大胆に「moooi」らしさを表現しているように感じました。
とてもすごかったです…

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今年の特徴として、絨緞(カーペット)を照明に加えアピールしている、そんな印象でした。
好き嫌いはあるかと思いますが、斬新で遊び心いっぱいの床・壁もご覧ください。
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印象的な商品の向こうに見え隠れする狭い空間・商品の配置も
ゲストの導線を計算つくし空間構成がされていました。
とても綺麗でした。・・・
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以上3rd、「moooi」でした。

 オランダで、照明器具・インテリアブランドから始まった「moooi」ですが、
近年は空間のディレクションの質の高さや印象深い美しさの方が世界的に評価も上がってきているのかもしれませんね。
「ここに住めるの?」と言われると尖っていて難しいかもしれません。

しかし、引き込まれるような世界観は、独自性の高い路線を「どうだ!」と言わんばかりの強烈なインパクトと独特の色感から形成されています。
インテリアを含めた「デザイン」業界で「コピー」されたなど良く見聞きしますが、この「moooi」の世界観には無用な言葉なのかもしれません。

パーツは、同じようなものがコピーされたとしてもこの世界観は「moooi」にしか創り出せない個性であり、「潔いかっこ良さ」なのかもしれません。

 今年のサローネを通して、当社のリゾート空間に何を合わせていくべきなのか?ヒントを沢山いただきました。
当社らしい空気に変換していこうと思います。
当社も、住むということを前提に、「潔い美しいリゾート空間」を突き詰めてデザインし、ご提案していこうと思います。
共感いただけるお客様のニーズを大切に、丁寧に「ものづくり」をコツコツと継続していこうと思います。

 サローネのご紹介は、3rdで終わりますが、今年は郊外のファクトリーなども見学させて頂きましたので、後ほどご報告いたします。

デザイナーと創るリゾート空間 KAJADESIGN